BfitSoftは, システム情報をデータベースに集中化し, クライアント側はフィッタソフト(プログラム)のみで動作します. 適用場面により運用コスト/性能/セキュリティ面で多くのメリットがあります.
履歴
2011/6 | モード名変更など | BfitSoft v2.5.28 |
2009/2 | 初版公開 |
概要 .
プログラム/フィッタ定義などシステム情報をデータベースに集中化し, クライアント側はダウンロードによるローカルモードおよびDB直接アクセスによるDBダイレクトモードをサポートします. 社内/社外での利用, 自動バージョンアップによるシステム最新化, またWindowsPCの操作性を犠牲にすることなく、ハードウエア連携を含めた高性能/豊富なクライアント資源を有効活用できます.
データセンタを利用した構成例
マスタPCをリモートデスクトップ環境でローカルモードで利用, 各クライアントPCはダイレクトモードで利用します. マスタPCからの処理追加/変更などシステム変更は, クライアントPCに即時反映されます.
動作モード
利用場面にあわせたモードが利用できます.
ローカルモード | ローカルの定義/仕様情報により動作 | マスタPCを想定 |
DBダイレクトモード | DB内定義/仕様情報を直接アクセスして動作 | クライアントPCを想定 |
定義/仕様情報
以下の情報が対象です.暗号化/圧縮オプションも利用できます.
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ユーザ/システムデータ(システム設定ファイルは除く)
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フィッタ/データ/リスト定義, ユーザ設定仕様, レポート/チャートなど一時データ
– クライアント資源の有効活用によりサーバサイドの負荷も最小です.
– クライアントはWindowsネイティブ動作し, 他ハードウエア連携も制約ありません.
DBダイレクト方式 .
DBダイレクトモードは, クライアント側プログラム(1システム: 20M程度)のみでネイティブ動作し, データをローカル保持/保存しません. またバージョンアップ自動検出によりクライアント側プログラムは自動最新化され, 保守コストは最小です.
PuppyLinuxなどCD/USBメモリブートによるシステム利用イメージ
フィッタソフト動作中イメージ
ステータスバーにDirect表示されます.
ランチャ+フィッタソフト*5+DBモジュール 構成例
フィッタ切替え
フリー版の各フィッタは定義ファイル選択により任意のアプリケーションが利用できます.
– フリー版はレポート/チャートデータのDB保存は対象外です.
環境設定 .
環境設定の動作環境内フィッタ動作モードを指定します. 運用中のモード切替も可能です
フリー版新規セッティングについて
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マスタ版は, ローカルモードで標準インストールされます. 定義ツールの利用ができます.
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クライアント版は, ダイレクトモードで標準インストールされます.
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定義ツール版は, 動作モード設定できません.
ライブラリ設定 .
プログラム/フィッタ定義などシステム情報は、ライブラリデータベースに保存されます. 環境設定/個別設定ができます.
環境設定
フィッタソフトおよび各定義は, マスタPCのライブラリ最新化で反映されます.
個別設定
フィッタ定義内ライブラリ保守で名称/フィッタタイプなど直接設定もできます.